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断熱性能とUA値の基礎知識

「冬温かく、夏涼しい家にしたい」──その鍵となるのが“断熱性能”です。
この記事では、家の快適さや光熱費にも関わる「断熱性能」と「UA値(ユーエー値)」について、わかりやすく解説します。

断熱性能とは?

断熱性能とは、室内の熱を外に逃がさず、外の暑さや寒さを中に伝えにくくする性能のことです。
この性能が高いほど、エアコンや暖房に頼らずに快適な室温を保てるようになります。

断熱材や窓の性能、施工の精度など、さまざまな要素で決まります。

UA値(ユーエー値)とは?

UA値とは、外皮平均熱貫流率(家の外側からどれだけ熱が逃げるか)を数値化したものです。
単位は「W/㎡K」で表し、値が小さいほど断熱性能が高いことを意味します。

UA値の基準(断熱等性能等級6の目安)

地域区分UA値基準
大阪などの6地域0.46 以下
北海道などの1地域0.26 以下

断熱性能を高めるメリット

断熱性能を高めることで、次のようなメリットがあります。

  • 光熱費の削減:冷暖房の効率が上がり、年間で数万円の節約も可能
  • 快適な室温:部屋ごとの温度差が少なく、ヒートショックのリスクも軽減
  • 建物の耐久性向上:結露が減り、構造材や断熱材が長持ち
  • 環境への配慮:省エネ性能が高まり、CO₂排出削減にも貢献

UA値を左右する主なポイント

UA値は、家の「外皮面積」全体の熱の逃げやすさを平均したものです。
特に以下の部位の性能が大きく影響します。

  • 外壁・屋根・床の断熱材
  • 窓・玄関ドアなどの開口部
  • 吹き抜けやロフトなどの構造設計
  • 施工の気密性(C値とのバランスも重要)

まとめ

UA値は、家の「断熱性能」を数値で比較するための重要な指標です。
数値が小さいほど性能は高くなりますが、同時に気密性や換気計画とのバランスも大切です。

フロックスでは、性能・快適性・コストのすべてを考慮した設計で、長く快適に暮らせる住まいを提案しています。