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人気の間取り実例

人気の間取り実例から学ぶ、暮らしやすい家のつくり方

家づくりを考えるとき、多くの人が気になるのが「どんな間取りが住みやすいのか」ということ。
雑誌やモデルハウスを見ると魅力的なプランがたくさんありますが、実際に暮らす家は“自分たちの生活に合う設計”であることが何より大切です。

ここでは、近年人気の高い間取り実例をもとに、暮らしやすさの理由や設計のポイントを紹介します。

1. 回遊動線のある間取り

家事効率がぐっと上がる「回れる家」

キッチンを中心に、洗面室・物干しスペース・ファミリークロークなどをぐるりと回れる間取りが人気です。
家事動線が短く、複数の作業を同時進行しやすいため、“ながら家事”がしやすい家になります。

リビングとダイニングの間にも回遊動線をつくることで、家族が自然とつながる回遊型の暮らしが生まれます。
行き止まりがなく、移動がスムーズなので、小さなお子さんやペットのいる家庭にも好評です。

ポイント

  • キッチン⇄洗面⇄物干し⇄収納の動線を一直線またはループに
  • ドアを減らして視線と風の通りを確保
  • 平屋住宅との相性も抜群

2. ファミリークローク付きの住まい

洗濯から収納までをワンルームで完結

近年急増しているのが「ファミリークローク」を備えた間取りです。
家族全員の衣類をまとめて収納できるため、部屋ごとの片付け負担が減り、洗濯の効率が格段に上がります。

洗濯機のある洗面脱衣室の隣に配置するのが理想。
洗う → 干す → たたむ → しまうの流れが短く、動線が美しくつながります。
また、帰宅後すぐに上着やバッグを置ける“玄関クローク”と組み合わせることで、家の中が散らかりにくくなります。

ポイント

  • 共用型(家族全員)か個別型(世帯ごと)かを決める
  • 収納量に応じてハンガーパイプと棚を計画的に配置
  • 動線上に設けて使いやすさを最優先に

3. リビング階段と吹き抜けのある間取り

家族の気配を感じられるオープン設計

リビング階段を取り入れた間取りは、家族のコミュニケーションが自然に生まれるのが特徴です。
子どもが帰宅して階段を上がるとき、必ずリビングを通るので「ただいま」「おかえり」が交わしやすくなります。

吹き抜けを組み合わせれば、上下の空間がつながり、リビング全体が明るく開放的に。
高窓(ハイサイドライト)や大開口サッシからの採光で、昼間は照明いらずの明るさを確保できます。

ポイント

  • 吹き抜け部分の断熱・空調設計をしっかり行う
  • 吊り下げ照明やシーリングファンでデザイン性と機能性を両立
  • 家族の気配を感じながらもプライバシーを確保する間取りに

4. 中庭を囲むコの字・ロの字型プラン

外からの視線を遮りながら、自然を楽しむ

中庭を中心に配置したコの字型・ロの字型の間取りは、都市部でも人気の高いデザイン。
リビング・ダイニング・寝室など、主要な空間を中庭に面して配置することで、
どこにいても光と風を感じられる暮らしが実現します。

外壁で囲む構造により、プライバシーを確保しながら開放感を楽しめるのも魅力です。
夜はライトアップして、リビングから眺める風景がまるでホテルのような非日常空間になります。

ポイント

  • 敷地条件に合わせて中庭の配置を検討
  • 採光・通風のバランスを建築設計で最適化
  • 雨天でも使いやすいように軒の出を深く取る

5. ワークスペース・書斎のある家

家族の近くで集中できる“半個室空間”

テレワークや在宅学習が増えた今、人気急上昇なのがワークスペース付きの間取りです。
完全な個室ではなく、リビングやダイニングの一角にカウンターを設ける“半個室型”が支持されています。
家族の気配を感じながらも、自分の時間を確保できる点が魅力です。

リビング横や階段下、寝室の一角など、デッドスペースを有効活用すればコンパクトに設置可能。
造作カウンターや収納を組み合わせると、インテリアとしても美しくまとまります。

ポイント

  • リビング学習にも対応できる位置が人気
  • コンセントや照明をあらかじめ設計段階で配置
  • 背面収納を設けると生活感を抑えられる

6. 家事ラク動線を重視した平屋プラン

上下移動のない、快適なワンフロア設計

平屋住宅は、生活動線のシンプルさと開放感から人気が高まっています。
家族のコミュニケーションが取りやすく、階段がないため老後も安心。
さらに中庭や勾配天井を取り入れれば、自然を感じながら暮らせる理想的な住まいになります。

LDKと水回りを近接させ、寝室や子ども部屋を回遊動線でつなぐことで、家事もスムーズ。
生活の中心をリビングに置くことで、家族がどこにいても気配を感じられる空間設計が可能です。

ポイント

  • 中庭やテラスを介して室内外の一体感を演出
  • 将来のバリアフリー化も見据えた間取りに
  • 勾配天井や吹き抜けで平屋の空間をさらに広く見せる

まとめ

人気の間取りには、共通して「暮らしやすさ」と「家族のつながり」があります。
動線を短くし、収納を適切に配置し、光と風を取り込む。
その積み重ねが、毎日の生活を快適にし、家族の時間を豊かにします。

デザインや広さよりも大切なのは、自分たちの暮らしに合った“リアルな住みやすさ”を追求すること
家族構成・敷地条件・ライフスタイルに合わせて、理想の間取りをカスタマイズしていきましょう。